中田英寿さんは現役引退後、自身を「旅人」と表現し様々な活動を行っています。
世間からは「職業や肩書きは何?」といった声も挙がっていますね。中田英寿さんはメディアをあまり好まず自分から情報を発信していますので世間の認識が偏っている部分はあるかもしれません。
この記事では中田英寿さんの現役引退後から現在までの活動状況を紹介していきます。
それでは見ていきましょう。
中田英寿のプロフィール

生年月日:1977年1月22日
星座:みずがめ座
出身地:山形県甲府市
身長:175cm
血液型:O型
ジャンル:実業家・元サッカー選手
Jリーグ成績:85試合 16得点
セリエA成績:182試合 24得点
プレミア成績:21試合 1得点
日本代表:77試合 11得点 9アシスト
W杯:1998年フランス大会、2002年日韓大会、2006年ドイツ大会:10試合 1得点
中田英寿さんは、山梨県立韮崎高校卒業後、Jリーグ ベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)に入団します。当時のJリーグ12クラブのうち11クラブからオファーがあったと言われています。

Jリーグルーキーイヤーから活躍し、オリンピック日本代表にチーム最年少で選出され1996年アトランタオリンピックに出場。
1998年W杯フランス大会に中心選手として出場し、同年イタリアセリエAのA.C.ペルージャへ電撃移籍を果たします。 その後、名門A.S.ローマなどのトップチームで活躍し日本人選手の海外移籍への扉を開きます。

引用:mainichi.jp
2006年ドイツW杯のブラジル戦を最後に29歳という若さで惜しまれつつ現役を引退しています。
中田英寿は現役引退後、様々な分野でマルチに活動

現役引退後の中田英寿さんは様々なジャンルの媒体で見かけますよね。元サッカー選手とは思えない程アグレッシブでマルチな活動ぶりです。
最近はメディア露出も増えつつありSNS発信も展開していますので目が離せない状況です。
中田英寿は家が無いって本当?

中田英寿さんは2006年の現役引退後、3年かけて90カ国以上150都市以上を歩き回ってきた「旅人」としても知られていますが、現在の生活の拠点はどこにあるのでしょうか?
中田さんは2019年4月19日放送の『ビビット』に出演した際に、「ボクは家がない」と衝撃の告白をしています。
中田さんは1年の3分の1を海外で過ごすため日本にいるときはホテルに定住しているらしく家はないそうです。
ウィキペディアによると、2007年7月にモナコ居住権を取得したそうなので生活の拠点は一応モナコということになりそうです。
モナコは移住へのハードルが高く富豪たちが集まる夢の国としても有名ですよね。やはりスケールが違います。
中田英寿の現在の仕事や肩書きは?
中田英寿さんはマルチな活動ぶりが目立っていますが、職業・肩書きはどうなるのでしょうか?

中田さんが人生哲学について語っている2018年のインタビュー記事を見つけました。
僕は一日一日を生きているんだ。将来を考えることってないんだよ。毎日好きなことをして、でも何事も100%で向かっていくんだ。
出典:【中田英寿×バティストゥータ】夢の対談
中田さんは現役時代から「サッカー選手になる気はあまりなかった」「サッカー選手だけで終わりたくない」と第二の人生を見据えた発言していたので明確なプランを持って人生を歩んでいると思っていましたが、かなりラフな考え方をしていたので驚きました。
インタビュー記事の限りだと「自由人」という表現が適切な気もしますが、中田英寿さんの現役引退後から現在までの活動を見てみましょう。
中田英寿は日本酒を世界に広める活動をしていた

引用:prtimes.jp
中田英寿さんは現在『株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANY』の代表取締役を務めています。
この事業が今現在の中田英寿さんの活動のメインになっていると考えてよさそうです。
JAPAN CRAFT SAKE COMPANYの事業内容は、日本が世界に誇る文化や技術を再発見できる場を提供するプロジェクトです。
「日本の可能性を世界に、未来に伝えていきたい。」「日本には世界に誇るべきものがたくさんあります。いまの時代ならではの“伝え方”を作り上げたいと考えています。」
このようなビジョンの元、2015年に設立しています。
日本文化の魅力を世界に伝える活動というのは、サッカー選手時代に世界中を駆け回っていたことや引退後に世界中を旅した経験が活かされていそうです。
過去には「世界を旅して日本の良さがわかってきた」とコメントしています。日本と他国の文化の違いなどグローバルな感覚が培われたみたいですね。
JAPAN CRAFT SAKE COMPANYは、主に「日本酒を文化として広める」ことに力を入れていて、総合的な日本酒コンサルティングサービス事業を展開しています。
2016年から毎年「CRAFT SAKE WEEK」を開催。
2020年は日本全国の酒蔵の中から厳選された約130蔵が出店するという日本酒界では大規模かつ質の高いイベントとなっています。

引用:prtimes.jp
中田さんは2009年から47都道府県を巡り、日本の文化・伝統・農業・ものづくりに直接触れてきています。
この旅で工芸家や農家など様々な働く人たちと出会い、「日本酒」の素晴らしさを発見したそうです。
中田さんはJ-WAVEとコラボし「J-WAVE NIHONMONO LOUNGE」というにエンターテインメントレストランも作っています。

中田さんが旅先で出合った工芸品などを集めたショップもあり話題を集めています。
元サッカー選手とは思えない見事な実業家への転身ぶりです。
立教大学客員教授に就任

中田英寿さんは2020年に立教大学経営学部の客員教授に就任しています。
大学のホームページによると、「日本文化の世界戦略」をテーマにした講義を担当し、日本の伝統産業の再生や新規ビジネスを行うための思考力や実践力を身につけていくための講義を行っているみたいですね。
日本全国を旅してきた経験や、JAPAN CRAFT SAKE COMPANYの活動で培った知識が見事に活かされています。
東ハトでお菓子も手掛けている

引用:thetv.jp
中田英寿さんは『株式会社東ハト』で現役時代の2003年から執行委員(最高ブランド責任者)を務め菓子開発にも取り組んでいます。
数年前に「中田英寿がキャラメルコーンのパッケージをデザインした」と話題になりましたね。

実は、このパッケージは中田英寿さんのデザインではありません。
中田さんはブランド責任者として商品開発のアイデアを出しているというのが真相です。
ただ、その後にキャラメルコーンのパッケージデザインがキャラクター化されていったのは中田さんが出したアイデアかもしれません。

斬新ですが思わず手に取ってしまうデザインです。中田さんは昔からお菓子好きとして知られていたのでこの役職は適任だったみたいですね。
中田英寿がゴルファーに!?
中田英寿さんは2014年、『株式会社デサント』が展開するプレミアムアスリートゴルフウェアブランド「デサントゴルフ」のアンバサダーに就任しています。
これを機に本格的にゴルフに打ち込んでいます。

引用:goetheweb.jp
ゴルフウェアを身にまとった中田さんもカッコいいですね。
サッカーとは違い「道具を体の一部にする」という競技特性に苦労していたそうですが、片山晋呉プロらを指導したプロコーチ谷将貴さんの指導でメキメキ上達しているんだとか。
中田さんはポテンシャルが高い上にストイックなので近い将来プロゴルファーデビューしてしまう可能性も0ではなさそうです。
ファッションブランドのプロデューサーに就任
中田英寿さんは2016年に「AXE BLACK LABEL」のファッションブランドのプロデューサーに就任しています。
中田さんはファッショニスタとしても知られる存在ですので名前だけでもブランド価値が高そうです。
AXE BLACKの8商品それぞれにインスパイアされた全8型のブラック・シャツを販売。

中田さんはイベントにこのシャツを着て登場し会場を賑やかせました。
サッカー界は中田英寿さんや三浦知良選手、本田圭佑選手などファッショナブルな人が多くオシャレなイメージが強いですよね。
少し話がそれますが、監督がユニフォームを着ない競技というのも珍しいです。

引用:afpbb.com
中田英寿の年収はどれくらいある?

引用:nikkei.com
中田英寿さんの現在の主な収入源は、「JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」の収入、「デサントゴルフ」や「東ハト」の役員報酬、大学客員教授の収入、メディアの広告料・出演料などです。
中田さんは、スポーツ選手や文化人のエージェント活動などを主な業務とするPR会社「サニーサイドアップ」に所属していますが、株を20万株所有していて配当収入を得ているとも言われています。
役員報酬とメディアの広告料だけ1億円程の収入になっているという情報がありました。JAPAN CRAFT SAKE COMPANYの収入がどれくらいなのかわかりませんが、大学客員教授の収入やサニーサイドアップ株の配当収入もありますので合計で数億円の収入になると思われます。
中田英寿は現在サッカー界と関りは持っているの?

一流選手の現役引退後に期待されることは当然、監督・コーチとしての現場復帰ですが、中田英寿さんはどうなのでしょうか?
中田さんは、将来の現場復帰に関して日本経済新聞の単独インタビューでコメントしています。
「僕にとってサッカーはあくまで自分でやるもの。サッカーは見るスポーツでもなければ、教えるスポーツでもない。見ることも、教えることもあまり好きではない」
出典:中田英寿氏、人生の決断 なぜ文化の伝道師に?
この言葉の限りだと現場復帰する考えはなさそうです。期待していたファンにとっては寂しい発言ですね。
しかしながら、中田さんはサッカー界とは大きな関りを持ち続けていることがわかりました。
それでは見ていきましょう。
引退後もサッカー愛を持ち続けている
中田英寿さんのサッカー愛は引退後も続いています。
2006年にはフィリピンのマニラを訪れ、スラム街の子供たちとサッカーを楽しんでいます。言葉が通じなくてもボールがあれば心は通じ合えます。

中田さんは引退した理由について「サッカーをお金のためにはやりたくない」「純粋に楽しめなくなった」と発言していますので、このような形で純粋にサッカーと触れ合う方が性に合っているのかもしれません。
中田英寿さんは、サッカーを通じた社会貢献活動を続けていることを高く評価され世界で16人目となるFIFA親善大使に就任しています。
現在は国際サッカー評議会(IFAB)諮問委員を務めている
中田英寿さんは監督やコーチとしての現場復帰はしていませんが、サッカー界において重大な役割を担っています。

引用:sanspo.com
中田英寿さんは国際サッカー評議会(IFAB)にアジア代表として参加しています。
国際サッカー評議会(IFAB)とは、サッカーのルールを決める世界で唯一の意思決定機関です。年に2回ルール改正についての会議が行われるそうです。
国際サッカー評議会(IFAB)は、過去にVARが提案されW杯での導入が決まるなど世界のサッカー界に大きな影響を及ぼす諮問機関として注目されています。
中田英寿はサッカーの普及活動も積極的に行っていた

中田英寿さんは、2009年に一般財団法人「TAKE ACTION FOUNDATION」を立ち上げ、代表理事に就任しています。
TAKE ACTION FOUNDATIONは主に、サッカーの親善試合やチャリティーマッチ、サッカー教室などの普及活動をしています。
「なにかできること、ひとつ。」をテーマに、子どもたちの未来のために自身ができることを考え、行動を起こすキッカケ作りを創出することを目的としているようです。
TAKE ACTION FOUNDATIONは、2011年の東日本大震災後の緊急支援として岩手・宮城・福島の3県で津波の影響で私財等が流されてしまった子ども達へ練習用ジャージの寄贈を行っています。

中田英寿さんは一般人と違い有名人・表現者ですので、このような世間への影響力が高い社会貢献活動は今後も積極的に行ってほしいですね。
中田英寿が公式YouTubeチャンネルを開設
中田英寿さんが2019年11月5日に公式YouTubeチャンネルを開設しファンの間で話題になりました。
チャンネル名は「Hidetoshi Nakata Official」で、イタリア・セリエA時代のプレー動画を抜粋した内容になっています。
”あの”中田英寿さんがYouTubeチャンネル『Hidetoshi Nakata Official 』を開設!アツすぎ。
— 白石幸平|Kohei Shiraishi (@Kohei2Shiraishi) November 5, 2019
今年、セリエA移籍から20年目。
「20年目の旅」と称し、在籍した5クラブを巡る。第一弾はペルージャ!
日本サッカー界、不出世の存在。
今後の展開が楽しみ。#中田英寿
▶︎動画https://t.co/bHv3ECkQs5 pic.twitter.com/yr1VgxtkeF
「各国のレジェンド選手と対談したら激アツ」など対談企画を期待する人が多いようでした。中田さんは人脈が広いのでサッカー選手のみならず、様々な業界の著名人との対談も見てみたいですね。
中田英寿の恋愛事情は?結婚歴は?彼女はいる?
中田英寿さんの恋愛事情はどうなのでしょうか?

引用:ameblo.jp
中田英寿さんは結婚歴はありません。独身です。
過去には数々の女性芸能人と浮名を流していますので女性にモテるのは間違いなさそうですが、未だに独身を貫いているということは結婚自体に興味がないのかもしれません。
過去に噂になった女性芸能人を挙げると、山口もえ、宮沢りえ、伊藤裕子、神田うの、滝川クリステル、加藤あい、柴咲コウとかなりの数です。
柴咲コウさんに関しては「結婚秒読みか」といった報道もありましたので、実際に交際していた可能性が高そうです。

引用:ameblo.jp
噂では中田さんの父親が反対して破局したと言われていますが、親の反対にあって別れるというのは少し考えにくいですよね。
破局の理由はわかりませんが、柴咲コウさんは今も独身ですので家庭に収まるタイプではないのかもしれません。
まとめ
中田英寿さんの現在の情報をお届けしました。
実業家への華やかな転身ぶりや社会貢献活動など活動の幅を広く情報が満載でした。
サッカー界との繋がりも持ち引退後もレジェンドぶりを発揮しています。
アグレッシブな活動を行っているのでこれからの中田英寿さんの動向にも目が離せませんね。
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